クリス・ワイツ監督作「ニュームーン/トワイライト・サーガ」("The Twilight Saga: New Moon" : 2009)[BD]

吸血鬼族と人狼族、それぞれの青年に好意を寄せられる少女が、両者の狭間で運命に翻弄されていく様を描くロマンチック・ファンタジー作品。

 

ベラは18歳の誕生日を迎え、高校最後の思い出を残せる様に、チャーリーとレネからそれぞれデジカメとアルバムを贈られる。ジェイコブは誕生日祝いに先住民のお守りをベラに贈る。その一方で、ベラは何も返せないという理由で、エドワードからの贈り物を拒む。ベラは不老のエドワードを差し置いて自分だけ歳を取っていく現実に苦悩する。

ある時、エドワードはベラを死なせる様な事があれば自殺をも考えると明かす。エドワードは吸血鬼が人間の様に簡単には自殺ができず、イタリアの絶対的な権力を持つ王族の様な存在ヴォルトゥーリに背けば、死が可能だと説く。ヴォルトゥーリは人間の命では無く、芸術や科学をこそ重んじる洗練された存在であり、更に掟が最も守られるべき物と考えており、その掟とは種族の存在を秘密にする為に人目を引く事をせず、存在が察知される様な殺しもしない事で、掟に背けば処刑されるという。

エドワードはベラを失う事以外に怖い物は無いと説くと、懸念されるヴィクトリアの襲撃はアリスの予知能力で準備が可能だと安心させる。ベラは自分が吸血鬼になればエドワードを守れると主張するが、エドワードはベラを守るのが自分の責任だと説く。

ベラはアリスから贈られた服を来て、カレン家が催すベラの誕生日パーティへ招かれる。ベラは一家からそれぞれプレゼントを贈られるが、開封の際に指を切り出血する。その途端、ジャスパーが衝動を抑えきれずにベラに襲いかかり、皆で制止される。ベラはエドワードに咄嗟に後方へと突き飛ばされ、負傷する。カーライルは手当を施すと、自分は誘惑には負けず、呪われた存在でも人間の役に立つ事が幸せだと説く。

ベラはエドワードが自分を吸血鬼に変えないのは、自分の魂を守る為だと知ると、人間でいる限り、いつか限界がやってくる為に全てからは守れないと説き、吸血鬼へ変化させる様に請う。エドワードはそれが悲劇だと説く。ベラは誕生日の願いとしてキスを求め、エドワードは苦しみながらも応じる。

翌日、エドワードはベラを森へ連れ出すと、ベラを残して一家と共に町を出る事を明かし、ベラは別の世界の存在であり、自分には相応しくなく、一緒に来るべきでは無いと告げ、ベラを突き放す。エドワードは最後の頼みとして、チャーリーの為に無茶はせぬ様に諭すと共に、自分と会うのはこれが最後であり、ベラは自分に邪魔されずに人生を送れると約束する。エドワードは当惑するベラに別れを告げ、姿を消す。ベラは悲しみに打ちひしがれ、エドワードを探し求めて森を彷徨う内に眠りに落ちる。チャーリーは知己の先住民ハリーと共に、行方不明のベラを捜索する。程なく、先住民の若者サムが森でベラを救出する。

ベラは喪失感により鬱々とした月日を過ごし、級友達とも疎遠になり、また夜な夜な悪夢に苛まれる様になる。見かねたチャーリーはレネのいるフロリダへ移り、環境を変えて新しい人生を始める様に勧めるが、ベラはそれを拒む。ベラは自暴自棄に振る舞う事でエドワードへの反発を企てるが、その都度、エドワードの幻影が現れて制止する。ベラは更に無茶を重ねる事で、エドワードに会う希望を見出す。

ベラは廃品のバイクをメカに強いジェイコブの元へ持込み、修理を依頼する。ジェイコブはそれを快諾し、早速ガレージで修理を始める。ベラは連日、ガレージに通い詰め、ジェイコブと一緒に過ごす内に、それが慰めとなり、傷ついた心が癒やされていくが、尚も悪夢に苛まれ続ける。ジェイコブはベラに対し、好意を表す様になる。

ベラはサム達がクリフ・ダイビングに興じる場面に遭遇する。ジェイコブはサムが居留地を仕切り、友人達がサムとつるんでいる事への不満を漏らすと、サムが自分にも仲間入りを促している事を明かす。ベラはサムを避ける様にジェイコブを諭す。程なく、バイクの修理が終わり、ベラは試走に挑むが、エドワードの幻影がそれを制止する。ベラは幻影に翻弄され、転倒して負傷する。ジェイコブはベラがバイクに乗る事を禁じる。

森で熊の目撃が相次ぎ、犠牲者が出る。ベラはマイクに映画に誘われ、他の級友達にも同行を提案するが、結果的に来たのはベラとマイクのみで、ジェイコブも付き合う。ベラはジェイコブの好意を察するも、友人として必要な存在だと説き、身勝手さを詫びる。ジェイコブは諦めない意向を示し、エドワードの様に傷つけ、悲しませたりしないと告げ、ベラの翻意を促す。ベラは心変わりを期待しない様に請いながらも、ジェイコブの気持ちに応じられず苦悩する。ジェイコブはマイクが水を差した事に憤る。その時、ベラがジェイコブの体が異様に熱い事を指摘すると、ジェイコブはその場から立ち去る。

ジェイコブは感染症と称してベラと会うのを拒む様になる。ベラは自分が傷つけた為だと察し、責任を感じてジェイコブの家を訪ねる。そこに長髪を短く切り、肩にタトゥーを入れた見違える様な姿のジェイコブが現れ、友情関係が終わりだと告げ、ベラを追い返そうとする。ベラは事情を問い質し、傷付けた事を悔いる。ジェイコブはベラのせいでは無く、自分がもう良い人間では無く危険であり、傷つけたくないからだと説くと、サムのグループに合流する。

ベラはジェイコブと別れた後、やがてエドワードの幻影も見られなくなる。ベラはかつてエドワードと過ごした山の上の草原に再び訪れる。そこにカレン家を探してやってきたローランが現れ、一家が会いに来るのか尋ねる。そこにエドワードの幻影が現れ、ベラに嘘を付く様に命じる。ローランはヴィクトリアに頼まれ、エドワードがベラを保護しているか確認しに来た事と、ヴィクトリアがジェームズの復讐の為にベラを狙っている事を明かす。ローランはなぶり殺しにするであろうヴィクトリアに代わり、親切心で一瞬で殺す事を約束し、ベラに迫る。そこに巨大な狼の集団が現れ、逃走するローランを追いかけていく。ベラはその間に家に戻り、熊では無く狼を見た事をチャーリーに伝える。チャーリーはハリーと共に狼狩りの準備を始める。

その夜、ベラの元にジェイコブがやってくる。ジェイコブは誰にも言えない秘密を抱え、更に厳しい束縛を受けている事を明かすと、かつてラプッシュの海岸で話した伝説について思い出す様に促す。ベラは一緒に町から出る様に提案するが、ジェイコブはそれが無理だと説き、秘密について知ってくれたら楽になれると伝えて去る。ベラはジェイコブと狼の関係を訝る。

翌日、ベラはジェイコブの家を訪ね、そこに現れたサム達に事情を問い質す。ベラはジェイコブが怖がって何も話さなかった事を明かすと、それを笑い飛ばしたポールに平手打ちを浴びせる。ポールは怒りに駆られて自制心を失い、狼に変身する。そこにジェイコブが駆け付け、狼に変身し、ポールと闘争を始める。ベラはサムの婚約者エミリーの家に退避を命じられ、そこで顔に爪痕を宿すエミリーと会う。サムの子分達は秘密について口外禁止令を課せられており、リーダーへの服従が絶対である事を明かす。程なく、ジェイコブとポールが和解して戻ってくる。

ジェイコブは自らが人狼だと認め、キラユーテ族の数人に遺伝子が受け継がれ、吸血鬼が町へ来ると血が目覚める事を明かす。ジェイコブは部族が誰も殺しておらず、人間を守る存在であり、吸血鬼だけが敵だと主張すると、協定を守る限り、カレン家には手を出さないと説く。ジェイコブは仲間と共にローランを殺した事を明かすと、ヴィクトリアが何度国境外へ追い払っても戻ってくる意図を疑う。ベラは自分を狙っているのだと明かす。ジェイコブは仲間と共に見張っている事を伝え、安心させる。

チャーリー達は捜索隊と共に森の中へ狼探しに出かける。ハリーは狼の痕跡を消す。ヴィクトリアはチャーリーの襲撃を企てるが、それを察知したハリーに襲いかかる。そこに狼と化したジェイコブ達が駆け付け、襲撃を阻止し、逃走するヴィクトリアを追跡する。ハリーは心臓発作で倒れる。ヴィクトリアは岸壁に達すると海の中へ逃れる。一方、孤独に苛まれたベラは、無茶をする為にラプッシュの海岸に訪れると、エドワードに会えると信じてクリフ・ダイビングに挑む。ベラは飛び込んだ後、荒波に飲まれる。ベラはそこにヴィクトリアが迫り来るのを察知するが、後退した勢いで岸壁に頭を打ち付け、気絶する。そこにジェイコブが駆け付け、ベラを救出する。ベラはハリーが死んだ事を知る。

ジェイコブはベラに正体が知られた事は良かったとしながらも、サムがエミリーにそうしてしまった様に、自分もまた怒りで人間性を失い、ベラを傷つけてしまいかねない事を危惧する。ベラは特別な人だと言い続ける事で自分が阻止すると諭す。ジェイコブはベラにキスをしようとするが、ベラはそれを受け容れられずに躱す。

アリスが予知でベラが飛び降りるのを見て、自殺を図ったのでは無いかと心配して家にやってくる。アリスはエドワードが一人になりたいと言い残して家族の元を離れ、数ヶ月に一度連絡して来るだけだと明かす。アリスは人狼が絡むと予知ができなくなると説き、ジェイコブは敵意を剥き出しにする。ジェイコブはベラに傷付けた事を詫び、ベラは理解を示す。ジェイコブはベラにキスを迫り、ベラはそれを受け容れようとする。その時、電話が鳴り、ジェイコブが応対するが、エドワードからだと知ってすぐに切る。アリスはエドワードがベラの身を案じてかけてきたのだと明かす。ベラはジェイコブが自分に代わらなかった事に憤慨する。アリスはエドワードがヴォルトゥーリで死ぬつもりだと予知すると、イタリアへ行って阻止すべく、ベラに同行を求める。ベラはジェイコブの制止を振り切り、アリスと共にイタリアへと発つ。

エドワードはヴォルトゥーリを訪ね、導師アロに処刑を希望する。アロはヴォルトゥーリに加わり、才能を活かす様に勧めるがエドワードはそれを拒む。ヴォルトゥーリは理由が無ければ処刑を行わないと言い渡す。ベラとアリスはヴォルトゥーリの拠点があるヴォルテッラへ急行する。アリスはエドワードが掟を破って、人間の前で正体を晒そうとしている事を予知する。

ベラはヴォルテッラに到着すると、町から吸血鬼を追い払った聖マルコの日を祝う群衆の中を駆け抜け、時計塔の下で今まさに日光に体を晒そうとしているエドワードを制止する。エドワードはベラが生きている事を知って甚く喜ぶ。エドワードはベラが自分にとって必要ではないと言ったのが嘘で、自分の全てだと伝えると、二人はキスを交わす。そこにヴォルトゥーリの一人ジェーンが現れ、エドワード、ベラ、アリスをアロの待つ広間へ連行する。

アロはエドワードがベラに対する欲望を抑制する努力を認めると共に、自らもまたエドワードと同様にベラの心が読めない事を知る。アロはベラが吸血鬼の能力に免疫があると悟ると、ジェーンの持つ念で苦痛を与える力を試させる。アロの予想通り、ベラには能力が効かず、アロは歓喜するが、ヴォルトゥーリとしては放って置けないという決定が下り、下僕にベラを襲わせる。エドワードはベラを守る為に抵抗し、下僕との激しい闘争の後、殺されそうになる。ベラはエドワードの代わりに自分を殺す様に請う。アロは吸血鬼に命を捧げようとするベラが奇特だと指摘し、エドワードがベラを吸血鬼に変えない真意を図りかねる。アリスは自分がベラを吸血鬼に変える未来が見えたと明かす。アロはそれを確認すると、二度目のチャンスは無い事を告げ、約束を迅速に実行する様に命じて、ベラ達を解放する。

帰国後、エドワードはベラの元を離れたのが、ベラを守る事で、普通の幸せな生活を送って欲しかった為だと明かし、二度と悲しませない事を誓う。チャーリーはベラを心配し、二度と家出しない様に命じる。エドワードはベラ無しでは行きていけないと告げ、許しを請うと、ベラはそれに応じ、二人はキスをする。ベラは吸血鬼に変身したら二度と離れないと告げるが、エドワードはヴォルトゥーリを欺き、ベラを変身させない意向を示す。ベラは尚も変身を切望し、エドワードの反対を押し切り、カレン家の皆による多数決に委ねる。ロザリーは自らが仕方なく吸血鬼になった事を明かし、反対に回るが、皆は賛成する。ベラの変身は、チャーリーに配慮して卒業まで待つ事が決まる。

カレン家からの帰り道、ベラとエドワードの前にジェイコブが立ちはだかる。エドワードはベラを守ってくれた事への謝意を伝え、もう二度と離れないと誓う。ジェイコブは吸血鬼が人間を咬んだら休戦が終わるという、協定の要点を説き、ベラを変身させる事に反対する。ベラは自分の決心だと説くが、ジェイコブは人狼の宿敵にならぬ様に請う。ベラは自分にはエドワードしかありえないと諭し、エドワードはベラを連れ帰ろうとする。ジェイコブはベラに別れを言わせないエドワードに激昂し、狼に変身する。一触即発の状況となり、ベラは自分の為に闘わぬ様に二人に請う。ジェイコブは引き下がり、その場から立ち去る。エドワードはジェイコブの言う通りに人間のままでいる様にベラに促すが、ベラは変身を望む。エドワードは変身の条件として、永遠に離れない事を挙げ、ベラはそれが望みだと応じる。エドワードはベラにプロポーズする。

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